インストール
今回は、実際にCygwinをインストールして行く。
Cygwinのサイトからインストーラをダウンロードする。Windows 64ビットなら、特に理由がなければsetup-x86_64.exe
をダウンロードすれば良い。
- Cygwin: https://www.cygwin.com/
- この
setup-x86_64.exe
は、新規インストール時だけでなく、今後のアップデートでも使うものなので、できるだけ最新版を使用した方が良い。 - このインストーラを、適当な場所に保存しておく。
C:\Users\[ユーザ名]\Downloads\Cygwin
とか。 - インストーラを管理者権限で実行する。
- Download Source
- 特に理由がなければ「Install from Internet」
- Root Directory
- 特に理由がなければデフォルトの
C:\cygwin64
で良い。
- 特に理由がなければデフォルトの
- Install For
- 特に理由がなければ「All Users」で良い。
- Local Package Directory
setup-x86_64.exe
を置いている場所。既に選択されている。C:\Users\[ユーザ名]\Downloads\Cygwin
とか。
- このフォルダの中に、インストール(ダウンロード)したパッケージを格納するサブフォルダができる。(選択したプロトコルとダウンロードサイトを含んだ長い文字列)
- このフォルダを丸ごと他の環境に持っていけば同じものがインストールできるようだが、どうも思った通りにならなかったのであまりお勧めしない。別の環境でも一からインストールすることを推奨する。
- Internet Connection
- プロキシ環境なら「Use System Proxy Setting」または「Use HTTP/FTP Proxy」で必要な情報を設定する。
- プロキシ環境でなければ「Direct Connection」で良い。
- Download Site
- ダウンロードサイトとして、適当なサイトを選択する。ftpとhttpがある。
ftp://ftp.iij.ad.jp
とか。
- Select Packages
- 必要なパッケージのみを「Skip」を外すことで導入する。ここで選択するのは、デフォルトで入るパッケージ以外の「追加の」パッケージということのようだ。パッケージは後からでも追加できるので、新規セットアップ時にはできるだけ最低限のパッケージだけを選んでおく。
- ここでは「Category」→「Web」のwgetのみを追加することにする。
- [次へ]でインストール開始。依存関係を解決するダイアログが出ることがあるが、そのまま[次へ]で良い。
- Create Icons
- 各種ショートカットを作成するかどうかを選択する。
以上で、Cygwinのインストールは完了だ。次回は、Cygwinの設定を行っていく。